寄付について


よくある質問
Q1.「寄付金控除」の対象になりますか?
いいえ。大変申し訳ありませんが、本会への寄付は寄付金控除にはなりません。
Q2.奨学生はどのように選考されますか?
年間の収入(1年間家族で食べる米が不足している等)、家庭の状況(親の病気、片親、等)を考慮して、パッサン小学校の校長先生とパッサン村の村長によって生徒が選考されます。
Q3.奨学金の支給方法について教えてください
奨学生には、公益財団法人民際センターを通じて学用品を物品支給しています。
対象地域の村には、銀行もなければ、学用品や制服等を購入するお店もありません。
よって、民際センター・ラオス事務局が物品を購入して、現物支給します。
Q4.奨学金は何に使われますか?
ラオスの中学校は義務教育のため授業料の徴収はありません。
しかし、制服や学用品など自分でそろえなければならない物、給食費、通学費等も教育費の一環になります。
文房具やノート、制服、靴、ベルト、靴下などは必需品です。
他に、体育に必要なスポーツ着や運動靴、補修用の教材、補修費用があります。
Q5.ラオスの国と教育事情について教えてください
ラオス人民民主共和国。(通称ラオス)
東南アジア内陸に位置する多民族・社会主義国家。ラオ族(全人口の約半数以上57.1%)を含む計50民族が暮らしています。
1953年にフランスから独立後、内戦を繰り返し、1975年にラオス人民民主共和国が成立。長期にわたり政治的・軍事的に不安定だったため人材の国外流出が起き、経済開発が遅れています。
国土の3分の1以上にベトナム戦争時に投下された爆弾が不発弾として残っていると推定されており、経済活動を阻んでいます。
その影響で国の復興が進まず、国民全体への公教育が始まったのは1990年代になってからでした。今でも教育予算の60%を外国からの援助に頼っているのが実情です。
50もの民族で構成されるラオスでは、使用言語(母語)の違いによる学力格差が教育的な課題として挙げられています。
学校の設備に関しては、義務教育期間を最終学年まで提供できない「不完全校」の多さが問題視されており、要因として校舎の老朽化問題などが挙げられています。
Q6.奨学金の対象支援地を教えてください
2016年に建設した、ルアンパバーン県ヴィエンカム郡パッサン村にある
パッサン小学校の卒業生が対象です。
【対象支援地】

